デカール剥がし作業
【デカールをキレイに剥がして仕上げる方法】
こんにちは!アルバイトのMです!本日は長年貼ってあるデカールを剥がす際のお話をしようと思います。中古車を購入した際や、長年乗っていた車のデザインに飽きてしまったり、デカールが劣化してひび割れてしまった際に、剥がすことを検討される方が多いと思います。その際に行う剥がし作業について紹介させていただきます。
まず、デカールを剥がすためには、準備が必要です。必要な道具としては、ヒートガン、プラスチック製スクレーパー、アルコール、柔らかい布を用意します。
デカールを剥がす際に重要なのは、温めて粘着剤を柔らかくすることです。スチーマーやヒートガンを使って、デカール全体を均等に温めることで、粘着剤が柔らかくなり、シールを剥がしやすくなります。この作業をしっかり行うことで、比較的簡単できれいにデカールを剥がすことができます。
温めた後、プラスチック製のスクレーパーを使って、デカールを剥がしていきます。 スクレーパーは金属製のものを避け、プラスチック製のものを使用することが重要です。スクレーパーでデカールの端を少しずつ剥がし、力を入れずにゆっくりと作業を進めます。
デカールを剥がし終わった後は、糊が残っていることがあります。この場合、アルコールを含ませた布で丁寧に拭きます。アルコールやリムーバーを使う際は、車の塗装にダメージが行かないように、細心の注意をはらいます。糊の状態を見て、それに合った薬品を使って、糊を軟化させます。
ラッピングフィルムは2年での貼り換えをお勧めしており、それ以上貼り続けられていた場合、きれいに剥がせなくなることがあります。塗装が持っていかれたり、全面的に糊が残ってしまうなど様々な面での支障が出ます。糊残りの場合は様々な薬品や機械を使って落としますが、時間がかかってしまいます。
また、デカールが貼られていた部分は、日焼けによる色ムラが発生していることがあります。 特に、デカールの下の部分が他の部分と色が違って見えることがあります。剥がした後で全体を磨くことで、きれいな状態に近づけることはできますが、完璧に同じ状態に戻すことは出来ません。
このように、剥がし作業は車によって手順や所要時間が変わります。デカールの状態を直接見ないとどのくらい時間がかかるかわかりません。剥がし作業をご検討の方は、時間に余裕をもってお越しください。お預かり作業も可能ですので、ご気軽にご相談下さい♪